「他人を思いやりなさい」とは習った

そういえば、小学校の道徳の時間に「他人を思いやりなさい」とは習ったけど「自分を大切にしなさい」とは習わなかった気がする。忘れてるだけかな。他人を思いやるとか、大切にするとか、そんなことは友達と遊ぶ中で学ぶのに。押し付けられるものではない。それよりも、「自分が痛めつけられていないか」とかそういうことを知りたかった。そういう知識を、幼い自分に与えてあげたかった。自分のことを疎かにしてまで、他人を助けようとしなくていい、そう伝えたい。道徳の教科書は誰が作っているのだろう。きっと、学生時代を順調に過ごしてきた人には作れない。いじめや虐待、そこまでいかなくても苦しんだ人、そういう小さい頃にドロドロの苦いぬかるみにはまって泥水を飲んだような人じゃないと作れないものがあると思う。

セルフネグレクトなんて言葉を最近知った。自分を無視する虐待行為。お洒落することは悪い事だと思ってたけど、それは自分で自分をいじめていたのかもしれない。今もヒールを買おうとすると、後ろめたい気持ちになるのはなぜだろう。誰の支配も受けない、自分で自分のことを世話する、ということは自分で責任をおうということ。私は責任を負えるほど成熟していないのだと思う。支配を受けて、「なんで私ばかり」なんて被害者面して不満タラタラで、でも責任を負わなくていという状況の、甘さを知っている。だからか。

来年はどんなに嫌がったってどこか知らない地方に行く。自分の世話をするのは自分。いつまでも被害者面していちゃだめだ。